2012/10/15

ごしょうかい・岡本雪さん


『みんなとつくる、美術会』の、
ごしょうかいのページです。

きょう、ごしょうかいするのは、岡本雪さん。
彼女は、絵本の、作家さんです。
(かってに、そう思っています。)


雪ちゃんは、わたしのお友だちの、お姉さんです。
あるとき、お世話になることがあって、
はじめてお家におじゃましたときに、
はっと目を惹きつけてわたしのこころをうばった絵が、飾られていました。

それは、夜の砂漠をあるく、らくだの油絵。
深くつめたい夜のなかに、らくだの親子が、たたずんでいるのです。

空にはお月さまが、ひとつ。
電気なんてもちろんない砂漠の道を、
あかるく、やさしく、てらしています。

その深い深い色の世界をながめて、
おもわずためいきをつかずにはいられないほどでした。
「どこの作家さん?」と聞くと、雪ちゃんが描いた、というのです。

これにはびっくりしました。
こんなにいい絵をかくひとが、ほったらかしにされているなんて!

今回の美術会を思い立ったのは、雪ちゃんとの出会いが大きく関わっています。
この世の中には、とてもすばらしいものをもっているのに、
じぶんからはあまり出歩かないひとたちも、いるのです。
(なんにももたずに外に出ているわたしとは、おおちがいです!)

そして、
わたしの頭の中の電球がぴかりとひかりました。

『そうだ!すてきなものを、みんなにも、みてもらおう!
 もっともっと、いろんなひとに、知ってもらおう!』

これが、この美術会の、個人的なコンセプトでもあります。

はじめての企画展にしては、かなり、無謀なチャレンジだとも、思います。
じぶんの音楽の活動と並行して、はたしてちゃんとやっていけるのか?

けっかは、ごらんのとおり、1か月まえになっても、どたばたとして、
出展してくださる作家さんや、出演してくださるかたがたとも、
うちあわせも、のろのろとすすみ、
ほんとうに、ご迷惑を、おかけしてばっかりで。

ですが、まわりのみなさんが、ほんとうに親切に、
応援してくださっていることが、いまのこころのささえになっています。

ほんとうに、ありがたいことだと、感謝してもしきれないです。
ぜったいに、いい美術会に、してみせます。


と、話はすこし逸れてしまいましたが、
岡本雪さん、彼女の、深い世界のなかを、
どうぞ堪能しにきてくださいね。


あ!それから、
美術会のサイトのほうでは、作家さんひとりひとりに、
わたしのインスピレーションで勝手に名前をつけさせていただいています。

岡本雪さんは、『まっすぐな絵』。

彼女に会って、彼女の瞳をみつめると、
そう名付けたくなる理由も、わかってもらえるのではないかなと、思います。

それでは、またあした。
あしたは、みなさんごぞんじ、
原田ちあきちゃんの、ごしょうかいです。
どうぞおたのしみに。


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『みんなとつくる、美術会』


会期 11/9(金) - 11/13(火)
時間 14:00-21:00

出展
 岡本雪
 山道秋
 sulley

出演
 残念なお知らせです。
 アニマリ・オペレッタ
 わにバートわにバート
  …ほか
 朗読(とかげのわかばさんと)

お茶菓子

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わたしが音楽を通じてご縁を結ばせてもらった作家さんたちと、
いっしょに何かをつくっていく、美術会です。
むかし書いた詩や小説、これまでの音楽などから、
それぞれの作家さんが感じたままに、作ってくださった作品を、展示いたします。

土曜日と日曜日には、あまりほかでは観られない、
すてきな出演者さんによるステージもご用意しています。
わたしの大好きな、FUKUさんのシフォンケーキを、お茶うけにどうぞ。

ちいさな秋の、ちいさな五日間ですが、
どうぞお楽しみくださいませ。

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みなさまのご来訪、こころよりお待ちしております。


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